8005 スクロール

来期見通しが減収減益かつ減配でPTSでも売りが先行しているスクロールに
ついての個人の見解をまとめてみました。
 

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営業利益・経常利益ともに大幅に減少予想
通販事業の競争激化やマーケットの縮小などを懸念とのこと
ソリューション事業やEコマースにも影響がでることが予想されての大幅減少となった印象 
セグメントごとにみても2020年度の利益率成長は異常に伸びており特需と思われても仕方ない側面もある
本当に収益率は元に戻るのだろうか?

 
 
2019年度に収益基盤が構築され2020年度は基盤の強化を目標としている
注目KPIとしてのソリューション事業だが3PL戦略の要となる「SLCみらい」の
稼働は2020年度5月からスタートしており特需もあるが結果はでてるし
会社の戦略としては順調と考えている

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減配についてだが2020年度5月より配当性向を30%から40%の引き上げた
2021年度についても配当性向は40%を維持しておりネガティブな印象は個人的
にない

5/7のPTSでは860円
PER10.7倍 PBR1.12倍 時価総額300憶となる
過去3年でも平均PERは12.8倍
2020年度は低PERで推移していたため、2019年度
までの平均は14~15倍程度
 
PER13~15倍に戻る可能性はあると予想している
 
PER 株価
13倍  1043円
14倍  1124円
15倍  1204円
 
このぶんのサヤは現実的だと思う。
 
ざっくり要約しましたが、IR資料では他にも気になる要素もありました。
新たに代表取締役社長就任した鶴見さんの辣腕ぶりが発揮された
2020年度でしたが今度の展開も楽しみな企業の一つです。
 
最後まで読んで頂きありがとうございます。