3137 ファンデリー

健康食の宅配会社。
セグメントは以下の3つに分類される
 
MFD事業
・CID事業 

 
MFD事業
健康食宅配事業部門 健康食「ミールタイム」を提供している
その人の疾病・制限数値などに合わせ栄養士のカウンセリングを元に調整ができ、生活習慣病患者が栄養指導を受ける際に、医師・管理栄養士等から直接紹介していただくことにより、他社との差別化が実現している
コロナ渦による外来患者減少により定期会員数は減少傾向
 
CID事業
旬の国産食材をメインとした「旬をすぐに」と名付けた冷凍宅配サービスを展開している
 
 
カタログ誌面の広告枠販売・サンプリング等の業務受託・食や健康に関するメディアの運営
 
                   セグメント系統図
 

 
 
業績推移

2021年度は大幅赤字
主にCID事業の営業利益が-1102百万だったことが要因
商品評価損-664
広告宣伝費-216
支払手数料-21
その他-48
 
評価損の理由として
 
①CID事業において、工場稼働率が低調に留まっており 損益分岐点に達していないことから 発生した製造原価のうち製品の販売価格を超えている部分を 引き続き製品評価損として計上
 
CID事業において、2022年3月期の販売計画から判断した 場合、2021年3月期末の製品在庫のうち一部については 賞味期限の到来までに販売できない可能性が見込まれるため 将来発生が見込まれる損失を製品評価損として計上
 
埼玉に50憶もの設備投資かけ工場を竣工しておりその分の減価償却も利益を圧迫している
現預金も6憶程度しかなく過剰な投資とマーケットは認識している模様
CID事業が軌道に乗るかどうかがキーとなる
 
 
週足チャート

 
 
 
新規顧客数推移

 
社員によるSNS配信に加え、在庫過剰分をTwitterやインスタなどのインフルエンサーに無料で配布し拡販を図っている
現代においてインフルエンサーを使ったマーケティングはかなり効果があると考えており今後の会員は増加する一方と予想
今期会社予想も大幅増収増益

 
2020年12月25より送料や最低購入単価の改善を行っており障壁を低くしている

 
 
まとめ
SPAモデルへの転換期でありCID事業が今後の成長ドライバーとなる可能性は多いにあると考えている
CID事業の赤字が改善されれば営利10憶の現実的で現時価総額38憶は安い
信用倍率0.83と買い戻しの期待できるのでは
下方修正が多く成長期待も織り込まれていないため底値が堅そう
 
ざっくりとなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。