9279 ギフト

 
ラーメン店チェーン。横浜家系ラーメン「町田商店」を主体とした国内・海外直営店の運営、プロデュース店への食材提供や運営ノウハウ供与(直営店舗122、プロデュース店舗410、2020年10月)。店舗は直営店、業務委託店、プロデュース店の3形態。プロデュース店からは店舗開発・運営に関わる保証金・加盟料等を収受せず、食材を継続的に購入してもらうビジネススキーム。横浜家系ラーメン以外は豚山系の九州釜焚きとんこつラーメン(ばってんラーメン、がっとん)を営業。2025年10月期に国内1000店舗体制を目標に出店を加速(年間70店舗超の出店を継続)。
 
・ラーメン(横浜家系ラーメン「町田商店」、九州釜焚きとんこつ「ばってんラーメン」「がっとん」、とんこつラーメン「四天王」、「豚山」、海外「E.A.K.RAMEN」)
・プロデュース(ラーメン店支援、食材販売/麺・タレ・スープ、店舗デザイン、従業員研修)
 
創業は2008年 2010年に2店舗目 2018年マザーズ上場
加速的に成長をしている
 
 
 
少し前から流行している、家系ラーメンと言われているものです。
ラーメンなどの麺類はテイクアウトにも向いていないのにも関わらず、コロナ前より売上が伸びているので気になりました。
 
業績推移

 
月次推移

 
直営店が年20数店舗出店しているのにかかわらず、既存店売上の落ち込みもなく全店ではコロナ渦でもほぼ全月100%を超えおり好調。
 
 
同業他社との違い
飲食店で多く採用されているFC事業はなくプロデュース事業をしている。他社と差別化を行い新たにコストをかけずに収益を得るスキーム構造
 
 
プロデュース事業
 

 
売上比率

 
事業系統図

株主構成
ローウィングは田川社長が代表を務めている資産管理会社
役員などの株式も含めると6割強保有している

 
 
 
社長の考え方にも共感が持てる

 

営業利益25%をインセンティブとし成果が対価に現れるようしにているとの事
 
会社印象
プロデュース事業により、よくある出店ペースの過剰などによる不採算店舗の増加で売上や利益を圧迫することは起こりにくそう
家系ラーメンというジャンルが定着していく中で九州や関西では店舗数もまで少なく成長余地はかなりありそう
 
 
 
社長印象
有名ラーメン店で6年間修業
一から会社設立し急成長したやり手である
かなり職人気質であることを自覚していたため、自身と相反する人材を起業時にスカウト
生い立ちを調べたが、ワンマン経営という印象はなく自身に足りない部分などは他者を信頼し任せている印象
プロデュース事業を開始したことで安定的に収益向上したとの事
既存店も好調で知名度も上がり続けていることからも今後もまだ成長するのではないかと考えています。
 
最後まで読んで頂きありがとうございました。