おすすめ本(財務関連)

財務諸表を理解し決算書を読めるようになることは、投資に限らずどんな職種であろうと必要となるスキルだと思います。
今回は僕が読んだ中でおすすめの本を幾つか紹介します。
もし、会計知識を一から身に着けたい方がいらっしゃれば、上から順に読んでいただくことをお勧めします。
 
 
 
90分でざっくりと知りたいことだけわかる決算書
 

 
B/S・P/Lを詳しく解説している本になります。
簿記の知識がなくとも簡単に読み進めることができる本だと思います。
タイトルにある通り、ユニクロしまむらなどの企業の財務諸表を例として読み解いていくので
さくさく読めると思います。
 
 
 
 
財務3表一体理解法
 

 
B/S・P/L・CSの相関関係や勘定科目の動きを丁寧に紐解いてい解説してくれます。
売上高~法人税等調整額計上までの3表の動きが分かるので、これさえ読めば充分なほどの内容だと思います。
連結会計IFRSについても解説があります。
 
 
 
財務3表図解分析法
 

 
 
こちらは一体理解法で勉強したことの実践編となっております。
自動車メーカーの比較した例などがあり、業界比較をする際に役立つ知識詰まってます。
 
 
 
 
 
 
MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
 

 
専門知識は不要で四則演算ができればOKと謳っているほど読みやすい本でした。
決算書と一言でいっても当然ビジネスによってKPIが違います。
この本では、ECビジネス、広告ビジネス、個人課金ビジネスなどの業界に絞って決算読み、専門用語、業界の展望
について解説しています。
ZOZOTOWNなど馴染みのある企業を例に使用しているので読みやすいと思います。
 
 
 
 
 
 
 

 
DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)について詳しく解説があります。
DCFとは企業価値を分析したのち、株式価値を算定することをいいます。
M&Aのバリエーションを算定する際に、主に用いられるがDCF法となります。
他にも株式分析である、ビジネスモデルの理解や利益構造などもあり充実した内容となっています。
 
 
 
 
ビジネスモデルの教科書
 

 
 
タイトル通り業界問わず様々なビジネスモデルの紹介があります。
この本で面白かった点は、業界リーダーが必ずしも強いビジネスモデルがあるわけではないこと
新参者だからこそ強いビジネスモデルも存在することを知れたりし、かなり学びとなりました。
 
 
上記6冊はどれも面白しくて購入し損はないと思うので、読まれたことない方は是非一読していただきたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

11/12 銘柄メモ

2183  リニカル 2q
CRO事業
営業利益過去最高
新規受注や新たな案件の打診を受けた
米国市場の新薬開発が旺盛
前期からの営業部門強化が大きな成果を出している
日米欧で実施される大型グローバル案件等を含む複数案件獲得
今期及び来期の売上に貢献する
各種紛争については和解が成立、当該紛争は収束、今後関連費用計上はない
連結子会社の紛争はLUI社より1,445,000ドルを受け取ることで和解、第3四半期に特益にて計上
2021/11/12時点の受注残221憶円
粗利率改善 23.5%→30.3%  販管費は変動なし
 
3814アルファクッス 本決算
配膳ロボット・除菌ロボット等のシステム機器事業が好調
ロボット各種が好調によりサプライ商品の需要も高まり周辺サービス事業も好調
周辺サービス事業の拡張を予定している
納品遅れの順次発送や既存ユーザーのシステム機器の買い替え需要も重なるため
来期は黒字化予想
売上2900 営利300 経常255 純利178
 
 
6081 アライドアーキテクツ 3q
マーケティング領域でもDX化の流れが一気に加速しているとのこと
BtoB向けSaaSツールの提供
動画制作ツール「Letro」も売上が順調に推移、ECやD2C領域での需要が高まっておありアップセルが進んでいる
プロモーションを効率的に行うためのツール「echoes」を利用したキャンペーン案件の需要が引き続き高く
アップセル、クロスセルが好調で月額顧客平均単価が上昇
海外SaaSも好調、ゲーム業界における3D制作ニーズが一段と拡大、利益成長フェーズに
国内SaaSは広告宣伝を強化、海外SaaSは営業人員、クリエイター統括人員の拡充よる体制強化
財務体質が改善、ROE向上11.9%→28.7%
売上構成
SaaSビジネス60.2% デジタル人材ビジネス39.8%
国内事業73.6% 海外事業26.4%
内訳
国内SaaS  39.8%  海外SaaS20.4% ソリューション33.8% 中国6%
 
 
3359 cotta  本決算
中計に基づいた広告宣伝費及び販売促進費を積極投入しcottaの認知度向上を図った結果単月過去最高売上を獲得
コマーシャル費用などを短期借入にて3.7憶円調達
近年低迷であったBtoB市場においても認知度が向上されレストランや喫茶店などの飲食店関連からのお客様の受注も増え
BtoB全体の売上も向上
本社夜間出荷体制と新潟倉庫の出荷能力の向上策も 功を奏し、クリスマスやバレンタインなどのイベントにも十分に対応することができた
 
 
6067  インパクト 3q
HRソリューション事業、IOTソリューション事業が好調
HR事業・試食・試飲販売派遣事業は事業体制整備と最適化により赤字幅縮小、黒字見通し
店舗データベースの本格投入によりサービスの付加価値向上、利益率改善
IOT事業・オンラインサイネージ稼働台数3.7万台まで増加、ストック収益も堅調に推移
デジタルサイネージを活用したSDGsの取り組みも積極的
インドにコンビニ事業も展開
 
 
7809 壽屋  1q&上方修正
国内、海外双方でフィギュア及びプラモデルが好調
自社IP「メガミデバイス」シリーズが好調
中国市況が活発でアジア圏の需要が非常に好調とのこと
 
 
6045レントラックス 2q&上方修正
主力である成果報酬型広告サービス事業が好調
自動車中古市場が活発なのの起因している?
 
 
 
7695  交換できるくん 2q
住宅設備機器の交換サービスをインターネット上で提供 自社ECサイト「交換できるくん」
単品交換に特化、作業時間を短縮させ回転率を上げている
コストが嵩む単品交換においてITを駆使し専門特化、参入障壁を構築
他社よりも2/3の価格帯にて提供可能
市場パイは2.8兆円
検索エンジン最適化に取り組むとともに、CM・動画などのSNSの活用も積極的
経年劣化により概ね7~15年で訪れる交換需要により顕在化される新規顧客を積極的に獲得
半導体不足やロックダウンにより商品入荷遅延が発生、工事完了売上が計上できずバックオーダーに積みあがっている
売上未計上のバックオーダーが2021/9末 1憶円 2021/11/10 2.5憶円 
下半期に需要が増える傾向、下半期に売上及び利益が集中する見通し
下半期には商品供給の正常化が見込まれる
通期計画41000件に向けて体制強化、2q時点では17755件
GAテクノロジーズの賃貸管理物件に対し設備メンテナンスのワンストップサービスを提供
同社と協業によりオンライン設備管理プラットホームを構築、賃貸管理業界へ提供
 
 

11/1~11/5 銘柄メモ

7480 スズテン 2q
連結子会社事業売却  月次開示あり
半導体好調
 
7366 LITALICO  2q
障害福祉事業でのプラットホーム事業を展開
法定雇用率は1988年1.6% 2021年2.3%
障害のある方への就労支援サービス、職業訓練、人事担当者との調整等を行う
全セグメントで成長 プラットホーム事業の成長率が顕著
 
2406 アルテHD  3q
美容室をチェーン展開
オリジナルヘアケア&スキンケア「ennic」シリーズを販売
サロン店頭に加え、自社、外部ECや大手百貨店などでの販売を展開
 
4445 リビン・テクノロジーズ 上方修正
広告など各種ブランディング投資を実行し「リビンマッチ」の認知度が向上
不動産査定のマッチング件数が増加したことにより業績を修正
 
6652 IDEC  2q &上方修正
昨年度需要が拡大していた中国のみならず、日本・欧米の主力地域においても
半導体関連・自動車関連・工作機械・ロボット業界での需要が大幅に回復
売上・粗利ともに大幅増額、粗利率に変化はなし、販管費微増、営業利益率増加
 
ECソリューション事業が好調
ECサイト構築及びECクラウドサービスへの投資重要が衰えず過去最高益
売上原価低下、販管費増加、営業利益率増加
 
6338 タカトリ
パワー半導体向けsic材料切断加工装置 大口受注獲得
受注先  海外企業 受注額 535百万 計上予定 2022年9月期
 
2395 新日本科学 2q
CRO事業が好調
過去最高益
受注残の積み上がりも高成長
自社グループ内での繁殖・育成・供給・試験投入をコントロールする体制
新日本科学独自に構築したビジネスモデル
確立したサプライチェーンにより中国からの輸出停止措置の影響は受けてない
 
4431 スマレジ 月次
10月月次も登録店舗数増加
無料、有料ともに安定的に増加している
 
6200  インソース 本決算
対面型研修は延期・中止が発生したがオンライン研修が拡大
ITサービス事業では「Leaf」の有料利用組織数が大企業を中心に増加
動画ECサイトのコンテンツ拡充を積極的に行い、販売数は大幅に伸張
中計あり
24年9月期までに 売上12800 営利3710 経常3710 純利2530
 
3415 TOKYO BASE 月次
月次好調
RFID導入よる業務効率化、自社EC好調、積極的出店、地域別MD構築など投資に積極的
資金調達によるワラント発行 最大25000個 資金調達額1756百万
3qもyoyを超えるだろうがいかに
 
6875 メガチップス  2q&上方修正
ゲームソフトウェア格納用LSIの需要が想定超
今後も需要が見込まれる
今後はゲーム機器分野のみならず、産業分野、通信インフラ、エネルギー制御、ロボット分野
などをターゲットとし、新規事業を立ち上げ経営資源を集中させ中長期における成長を目指すとのこと
 
3929  ソーシャルワイヤー 2q
デジタルPR事業好調
SNSマーケティングの拡大、アカウント運用型ストックサービス拡販の効果により案件数大幅増加
シェアオフィス事業の損失が利益圧迫
海外拠点の影響が大きい、撤退進む
 
4674 クレスコ 2q
全セグメントyoy超え
中計あり 2030年売上高1000憶目指す
2023年目標
売上500憶 連結営利50憶 ROE15%以上
 
1717 明豊FW
全セグメント成長
新事業 DX支援事業も早々に黒字化
 
 
 
 

2983 アールプランナー

2021年9/11時価総額50憶
売上率 戸建住宅98.3%
設計注文・分譲・リフォームなどなど不動産業界のSPA
ターゲット層20~40代 価格1800~2500
子会社にて不動産仲介事業も行っている
不動動産仲介業者では珍しい設計部門がありデザイナーなどを多く採用している
自社で一括で行っているため、コストが安い
競合1431 Lib Work
 
下記販売実績
 

 
新たなサービスを開始
 

政府がマッチングを支援?
 

 
アールプランナーは9月決算後に調べました
株価4200円ほどがフェアバリューと考えており、売買はしてませんがIRのお陰もありかなり伸びましたね
IR動画などの雰囲気ではテクノロジーの取り入れにも積極的な印象の社長でした
成長性のある会社と良い経営者だと思います。
 
最後まで読んで頂きありがとうございました

投資について思うこと

現在投資を始めて3年ほどがたった
きっかけとしては、当時仕事をしながら平日仕事終わりと休日ほぼ全ての時間を使いパチ屋に通い小銭を稼ぎながら生活をしていたが、将来家庭をもった時はパチ屋に通うことはしたくなかったのもあり、別の収入源が必要だと考えたとき投資を始める決意をした
1年ほど簿記、会計、経済用語など最低限の知識を身に着け投資をスタートしたが、次に必要となったスキルは業界ごとの情勢、専門知識、分析スキルだった
幸い、知識好奇心を持ち合わせている方だったので、知識付けることが楽しくて今でもインプット行えている
知識を身に着けても勝てるとは限らない、適切な時に適切なロットを張らないと資産は増えないし、見当違いによる損失や地合いによる損失もある
リスクを常に背負いがらリターンを積み上げていくのはかなり忍耐が必要となるし、常にインプットを欠かさず情報収集を行い最善のPFを組んでも損をする事は多々ある
ぱりてきさすさんの「勝つことは勝ち続けることだ」という言葉は全投資家に響くものがあると思う
3年たってようやく、今やっている事を継続できれば、魅魍魎跋扈する相場の世界で生き残れる自信はついてきたがこの「継続」するというが難しい部分であると考えている
メンタルがやられている時や、仕事が多忙な時など、投資に割ける時間や熱量に変動が生じてしまう。
個人的に投資は人生を豊かにするツールの一つと考えており、プライベートの方が大事な時期も勿論あったし、今後もあると思う
投資仲間との定期的な交流もできて人生更に豊かになったし、投資を始めたことは最良の選択だったと信じてたい
最近、投資を始めようか考えているんよねーという話は僕でも聞くほど投資に対する敷居が低くなっているのを感じるが、僕が毎回伝えているのは「投資は絶対にしないほうがいい、ただイデコは始めるのがいいと思う」というを伝えている
お金があれば人生豊かになるとは限らず、大切な人や家族と過ごす時間が圧倒的に人生を豊かにすると思う
投資を軽い気持ちで継続すれば痛い目に合う確率が高く、9割の人が損したり、借金抱えて退場する人の続出する厳しい世界である事から、人に投資始めるかを相談するぐらいの覚悟の人はいずれ損する確率が高いし、余計なストレスを抱える必要もない
今より少し収入アップしたいなら、ほぼノーリスクで稼げる方法は他にもあるし、投資の世界に足を踏み入れる必要はない、積み立て投資でほったらかしが確実に良い
 
 
大勢の人にとっては投資はしない方が人生豊かになるのを伝えたくてざっくり書いてみました。最後まで読んで頂きありがとうございました。

銘柄メモ

レディスアパレル大手
越境ECが好調
事業撤退、人員削減、仕入れ品調整、販管費削減などにより赤字大幅削減
ゴルフフェアブランド「パーリーゲイツ」が売上に大きく寄与
8月末までに目標にした越境ECツールを導入完了
 
 
3498霞が関キャピタル
不動産コンサル業
中期経営計画を発表
ビジネスモデルを大きく転換するとのこと
SPCを設立
資金調達方法はノンリコースローンとパートナー資金
KC1.0、KC2.0は同時進行していく
中計が達成できる確度が今後の評価に影響するだろう
3458CREと似たビジネスモデルとなりそう
コンストラクションマネジメントも行っている
社長が明豊FW出身
 
 
ちょっとバタバタしているので今回の短めで終わります。
 
最後まで読んで頂きありがとうございました

銘柄メモ2

6083   ERI HD 好決算
建築確認検査会社 業界最大手
 
全セグメントにて増収増益、特に利益率が大幅に増加
M&A効果、会計基準の改正などにより一時的に押し上げているとのこと、今後の利益悪化が懸念されそう
2021年4月より省エネ基準適合義務の対象が拡大
従来2000㎡ 改定後300㎡~2000㎡
対象物件が約4.3倍に増加、従来は非住宅のみ対象だったが、
国交省経産省環境省による検討会にて今後住宅にも拡大すると発表(時期未定)
パイは10倍弱増える?非住宅と比べ単価は劣るだろうが売上への影響はあるだろう
瑕疵担保保険の検査減少は契約不適合責任に改正となった影響?
 
 
 
7049 識学 好決算
コンサルティング会社 独自開発理論「識学」を提供
他社とは異なるコンサルを行い差別化を図っている

 
組織コンサルティング事業が好調、赤字も徐々に解消され現在利益率20%弱
業種への偏りがないのも魅力的、パイはかなり広い
契約件数は計画以上の推移、顧客数yoy率20% 
KPI 講師数×講師一人当たり売上
受託開発事業も堅調に増加だが赤字、新規事業のマネタイズに不確実性があるため保守的予想
月次開示あり、説明資料はかなり細かい部分まで開示されている印象であり統計も集めやすそう
 
 
 
3632  グリー
上限3500万株 上限総額350憶円に自己株式取得を行う
発行済み株式数(自己株式を除く16.8%)を取得するとのこと
MBO期待買いが入る、株価1000円以内の取得は好印象
ただ、実施するか不透明かつ時期の推測難しい
ある程度の資金拘束期間が予測できないと厳しいよな
 
 
 
 
 
 
先週は決算があまりなかったですね。今週から決算が多くなるので予習して10月のパフォーマンス向上を目指します
 
 
最後まで読んで頂きありがとうございました