7816 スノーピーク

皆が知っているアウトドア用品のブランドついて業績推移が気になりました。
2021/8/6時点で PER65倍 PBR6.74倍
 
同業他社
アルペン PER12倍 PBR1.27倍
ゼビオ     PER19倍 PBR0.4倍
ヒマラヤ    PER11倍 PBR0.93倍
 
 

 
 
 
なぜ高い水準なのか?業績推移をみていきましょう
 
2016年までは安定して黒字を積み上げていったが2017年に赤字に転落した
主な要因としては新たにシステム投資を行ったため販管費が増加し利益を圧迫している
どちらも定額法で構造物約20年ソフトフェア5年で償却される
 

 
 
 

 
2019年~2020年の推移

コロナ渦が追い風となり急激なキャンプブームなどにより売上が増加した
2020年ど決算説明資料には販管費増加と開示があったが売上/販管費で見る通り率は低下している
推測として既存店での稼働に無駄がなく人材が生かされていることがあると思う(月次開示が直営店か全体しかない)
それに加えSAP基幹システムの投資が成果に現れていると考えられる
 
 

2021年は大幅に増収増益予想
1Qでも結果がでており、1Qよりも2Qのほうが利益は高く10憶は大幅にこえると予想しており恐らく上方修正がでるだろう
通期で30憶超えも現実的でありEPS120程を想定すると今の株価水準でではPER33倍
コロナ渦前の水準と似た数値となりキャンプブームが落ち着くことを想定した市場評価なのでは?と推測している
 

 
こうなると投資対象としてはリスキーと考えている
1Qでそうだったが上方修正がなかったためか決算後12%ほど急落している
安全圏をいくなら決算後に検討もあり
最初に話したソフトフェア償却費が消えるのが来期からのため来期予想がでる4Qで決算跨ぎするのがよいかな?
 
こんな感じでなぜPERが高いのか?評価が高いのか?を深堀していくと、どの開示がでないとマズイとか期待感などが少しみえてきます。
安易に織り込み済みやったなと思わず深堀りしてく事は継続していきます。
 
最後まで読んで頂きありがとうございました。